1975頃NHKFMでパガニーニ変奏曲をベリンフィルとの演奏で聴いたのがよかったので購入。全曲盤の未開封盤があったのには驚きだが、海外盤のボックスに時々あるクッションのスポンジがかろうじて原型をとどめながらも粉々になったのがレコード盤全面に散乱しており、エアーダスターと粘着型クリーナー、最後にバキュームクリーナーで慎重に取り除き、針を落とすのは少々ためらわれたので、非接触のELPで再生したが、70年代前半ながらもフィリップスの解像度の高いみずみずしい録音を楽しめました。
ベートーヴェン がヴィーンで有名になるキッカケとなった作品。しかし、ベートーヴェン は「あの作品20の作曲家ですね」と言われるコトに不快感を持ったと言われる。ヴィーンフィルのメンバーを中心とした演奏で、流石にヴィーンらしい「田舎臭さが」出ている演奏である。LPでは,他にヴィーン室内アンサンブル「DG 2530 799」がある。甲乙つけがたい「ヴィーン臭さの演奏である。
普通のLPセットは1枚目表面、裏面、2枚目表面、裏面と順に聴いていくのが普通だが、このセットは1枚目表面、2枚目表面、3枚目表面と続いて5枚目表面、裏面、4枚目裏面、と戻っていく。こんなのは初めてだ!他にも例があるのかしりたいです。
ペライアのモーツァルトのピアノ協奏曲第9番が欲しくて購入した。残念ながら本物の「中古」。ジャケットの隅にラヴェルが貼ってある。ジャケットの体裁は「中古品」盤面は歪みがあり、ortofon spuでは再生できない。他のカートリッジでやっと再生する。まあ他のカートリジで再生できるからよしとするか。
ベルリンフィルの12人のチェリストは数々の名演で注目を集めている。期待して聞いたがチェロ特有の音色が録音されていない。また
編曲に工夫がなく録音も適切とは言えない。残念な一枚である。
アメリカの交響楽団を除けば、アムステルダムコンセルトヘボウはヨーロッパでは三本指に入るオーケストラであると思う。地味なオーケストラではあるが、ハイティンク、ペライアとの競演ではベートーベンが必要とするアンサンブルを全て引き出している。録音場所は書かれていないが、おそらくコンセルトヘボウと思われる。私がヨーロッパで聴いたホールではベルリンのカラヤン ホールやウイーンの楽友協会の大ホールよりもコンセルトヘボウは一番録音に適している。
このレコードは遺憾無くピアノとオーケストラの競演を伝えてくれる。名盤の誉高い名演である。
マリナーは爽やかでケレン味なく、一服の清涼剤。ブライマーのクラリネットも中道を行く感覚で好感を持ちました。
ベーレンプラッテさんありがとうございます。
コンヴィチュニーの旧盤(モノラル)とカイルベルトの「英雄」はウラニアの「英雄」と並び最高峰に位置すると思っています。
2楽章・3楽章全般にわたるプチプチノイズは残念であるが、当盤は生涯所有し続けようと思う。
ベーレンプラッテさんありがとうございます。
スピード感があり、あまり抑揚をつけない、この曲集におけるシフの演奏は功を奏している。
何よりびっくりしたのが若き姿のシフのジャケット写真。まさに現在の姿とは使用前・使用後の感(笑)。人のことは言えません。私も同年代なので。
いずれにしても愛聴盤としたい。ベーレンプラッテさんに感謝