今でも、日本のファンに圧倒的な支持を得ているオーストリアの指揮者、カール・ベームの晩年のライヴ録音がLP化されて、早速聞いてみた。
https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/WEITLP011.html https://www.lpshop-b-platte.com/SHOP/WEITLP013.htmlベームの日本での人気が最高潮に達したのは、1975・77年そして80年のウィーンフィルとの3回の来日公演の記事であることに異論を唱える人は、おそらくいないと思う。
私自身は、この時、NHK-FMの生放送を通じ、ウィーンフィルの「超」熱演ぶりや、NHKホールのお客さんのフィーバーぶりに、「エアチェック」をしながら圧倒されたのを昨日のことのように覚えている。
しかし、あのときのウィーンフォルの演奏はすごかった、まさに「爆艶」ということばがぴったりだと、後日LPやCDになったあの時の演奏を聴きながら思ったことがある。
さて、今回LP化された演奏もこの頃のものである。(1976年から80年の録音)
しかしながら、演奏内容は、あのウィーンフィルとのものとは、ちょっと違った印象を受ける。
もちろん、格調高く厳格なスタイルは変わりはないが、よりリラックスした、「普段着」のベーム演奏が聴ける。
その理由ははっきりしないが、普段指揮しないケルン放送交響楽団や、収録会場(ほとんどが、残響豊かなヴッパータルのシュタットハレ…私も何回か訪れたことがある)のためだろう。
ケルン放送交響楽団の演奏は、ウィーンフィルとくらべると多少音色の魅力には劣るが、老巨匠ベームの下、水を得たさかなのように生き生きと演奏しているのが手にとるようにわかるのがとても心地よい。また、ホールの残響も当時の日本のそれとは違って実に豊かであるのが印象深い。
晩年のベームの、「究極の日常」をじっくりと味わいたい、と思えるようなLPだ。
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